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夢に向かって突き進め!椿野唯仁の公式ブログ

大工で成功するならドイツへ〜大工修行制度「ヴァルツ」に迫る〜

ヴァルツ(Waltz)というドイツの職業を知りました!

こんな人生もあるんだ!とビックリしました。

ヴァイツとは、ドイツの大工が職人になるために修行をする制度のこと。イメージしやすい例でいうと、大工のインターン×バックパッカー

舎弟→職人→親方

高校卒業後に、「舎弟」として数年どこかで働き、規定される年数をクリアすると、職人試験が受けられます。合格した人は「職人」になれます。しかし、もっと困難なことは、「職人」から「親方」になること。親方になるためには2パターンあります。

  • 職業学校で3年間勉強する
  • 3年間放浪して大工修行する

3年間放浪して大工修行!?

なにそれ、めっちゃ面白そう。。。笑

しかも、その修行のことを、ヴァルツというらしい!

かっけぇ〜!!

ヴァルツの修行はかなり厳しい

なぜヴァルツがあるのか、それは、こんな目的があるから。

大工になるための座学だけではなく、旅を通じて沢山の人と出会い、人間として成長する必要がある

 なになに、余計に興味が湧いてきた!!

「ヴァルツ」のルール

  • 行程はすべて徒歩(ヒッチハイクもOK説あり)
  • 持ち物は杖と風呂敷に包んだ着替えだけ
  • 服装は伝統的な放浪職人の衣装(帽子とジャケット)

そうして、ある土地に行っては、工房を周り職を求めます。そして、稼いだお金でホテルに泊まり、職がなくお金がないときは野宿します。

つまり、自分で体験して、稼いで、生活するわけです

大工が制度化されているドイツ

日本には、統一の基準・規格があるらいいんですが、ドイツではその土地によって、工法や設計などに違いがあるそうで、放浪職人はドイツ国内はもちろん、近隣のヨーロッパ各国をまわってその土地の技術を学ぶらしいです。こうして、大工という職業にもきちんと制度があるわけですね。

しかも、放浪が制度になっている点が個人的にはとてもツボ。

修行するメリット

  • 職人自身が各地の技術を習得できる
  • 旅を通じて気力・技術・知識・経験・人脈を得られる
  • 放浪職人を雇うその土地の人たちにも他の土地の技術が継承される
  • 放浪職人が技術の「ハブ」となり、大工ネットワークを担う

SNSが発達し、ありとあらゆる技術や情報にアクセスできるようにはなったものの、結局は自分の「武器」とならないことが多いです。自分が行動し、獲得したものしか「武器」にならないと仮定すると、このヴァルツという古い制度はとても価値の高い働き方なのかもしれません。

youtu.be

体験できて、人とも出会えて、職人として一人前になれる

職業大学に行って職人になるよりも、ヴァルツを経験して職人になるほうが、職人になった時に、ほかの地域の大工のネットワークが大いに役に立つんだと思います。

世界には、こんな制度があるんだ!!

またひとつ世界が広がりました。

旅の時に読むオススメ本

この本は僕が一人旅をしていた時にプレゼントしたもらった本。

人の心や、出来事との出逢い。一期一会。高倉健さんが綴った心の話。

今でも大好きな本の一つです。

前回の記事はこちらから

仕事を辞める前に知っておきたいこと「仕事は楽しいかね(デイル・ドーテン)」 - YUITOBLOG