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奈良シニア大学 事務局長が綴る、本と映画と感性と。

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令和に残したい野球名作「フィールドオブドリームス」(ネタバレ注意)

映画「フィールド・オブ・ドリームス

ウイリアム・パトリック・キンセラの小説『シューレス・ジョー』を原作に1989年につくられた映画です。野球に関わっている人はもちろんのこと、野球に関わっていない人も含めて、「頑張っているけど、中々報われない」「信念を突き通すことが難しくなっている」という人にはきっと感じることが多い映画だと思います。

ちなみに僕は、夜中に1人で号泣しました!笑

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あらすじ(フィールド・オブ・ドリームス - Wikipedia

アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。ただ、若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいる。

ある日の夕方、彼はトウモロコシ畑を歩いているとふと謎の声("If you build it, he will come." = 「それを造れば、彼が来る」)を耳にする。その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を造り上げる。

その後しばらく何も起きなかったが、ある日の晩、娘が夕闇に動く人影を球場に見つける。そこにいたのは“ブラックソックス事件”で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた“シューレスジョー・ジャクソンだった。

 ウィキペディアには書いていない物語

話の中心になるのは、レイ・リオッタが演じるジョー・ジャクソンという、1910年代に大活躍したホワイトソックスの野球選手です。ホワイトソックスで当時、大人気だったジョー・ジャクソンを含め、当時ホワイトソックスの選手たちは、他のどのチームより低賃金でプレイさせられ、ついにはユニフォームのクリーニング代も選手の自腹としたため、彼らのユニフォームはトレードマークであるはずの白ソックスまで常に黒ずんでいたみたいです。そのために、「ブラックソックス」と揶揄されていたそうです。

このようにホワイトソックスのオーナーであるチャールズ・コミスキーが必要な経費を出さないがために、ジョー・ジャクソンを含めた8人は野球賭博に手を染めてしまいます。

それによって、この8人は永久追放の処分を受けることになります。有名な、タイ・カッブも賭博の疑いをかけられますが、野球人気の衰退を懸念して、永久追放から免れたらしいです。そういう意味でも、「不運の8人(アンラッキーエイト)」と言われています。

これは、実話であり、このことを知っていることが、映画を理解する1つの基礎となります。

トウモロコシ畑が野球場に!

主人公レイ・キンセラ(ケビンコスナー)は、トウモロコシ畑で農場をして家計をやりくりしていましたが、ある日農場で、突然、「If you built it, he will come(もし、あなたがそれを建てれば、彼がやってくる)」という声を聞きます。何を建てるのか、誰が来るのか分からなかった、レイですが、「野球場を建てるのかも…」という幻想(出会い)が待っていました。突然、トウモロコシ畑をやめて、手作業で野球場を作ります。

出会いは必然。思い立ったが吉日。まずはやってみること。

 そんなことを教えてくれます。

しかし、そう簡単にはいきません。野球場を完成させたものの何も起きません。むしろ、トウモロコシ畑がなくなったことで、家計をやりくりすることが難しくなってきます。兄からも何の役にもたたない野球場を売れ!と何度も説得されますが、レイは潰そうとしません。しかし、野球場を作った時のお金と、切り開いた分のトウモロコシ畑から得られるはずの収入がなくなった分だけ借金は苦しくなり、「もう野球場を潰そう」という話までになります。

そんな万事休すになりかけていたある日、その野球場に1人の選手が立っていたのです!

それが、ジョージャクソンでした。

信じるものだけが見える世界

レイは、ジョージャクソンと野球をします。レイにとっては、夢にも思っていなかった瞬間でした。ジョージャクソンは、野球ができなくなってしまったことを後悔していたのです。あらすじで説明した、ブラックソックス事件によって永久追放されたためです。ジョージャクソンだけでなく、野球追放を受けた7人も度々、野球をしに来るようになります。しかし、兄は早く野球場を潰せ!と言います。

そう、兄には、ジョージャクソンや他の選手たちが見えないのです。

兄を説得する方法が見出せないまま、8人が野球を楽しむ姿を見て楽しい時間を過ごしていたある日、「彼の苦痛を癒せ」という次の声が聞こえます。

自分だけにしか見える世界がある。

そんなことを教えてくれます。自分のことを信じて良い。

そう、後押しをしてくれるような物語です。

「彼の苦痛を癒せ」の意味を探るレイ

「彼の苦痛を癒せ」意味について考えるレイ。妻・アニーと一緒にPTAに参加し、そこで議題に上がった作家テレンス・マン。「彼」とはテレンス・マンの事ではないだろうかとレイはひらめく。そのひらめきの通り、テレンス・マンを調べると、彼の著書の中にレイの父親の名前の主人公の作品が存在していたのです。自分のひらめきを信じ、テレンス・マン(下写真左)を訪ねるレイ。テレンス・マンは、始めはレイを怪しんで、話を聞かなかったが、レイと一緒に野球場に行きます。そこで、8人が野球をしている姿を目にするのです。テレンス・マンは彼の話を信じました。

次の声は「やり遂げるのだ」

レイは次の声を聞きます。

「やり遂げるのだ」

しかも、テレンス・マンにも同じ声が聞こえたのです。その声と同時にバックスクリーンに記されたムーンライト・グラハムという名前とミネソタの場所をメモをし、その場所を訪ねるレイとテレンス・マン。

いよいよ話が面白くなっていきます。しかし、野球場による借金は大きくなる一方。兄は強制的に野球場を売ると言い出し、レイは早くその声を実現させなければならなくなります。

お金(現実)か、声(使命)か。

そんな感じがしました。実際、自分にも、お金がない、時間がない、〇〇がない時があります。でも、やりたいこともあります。そんな時にどうしたら良いのか…

この映画が教えてくれます。

バックスクリーンに表示された「ムーンライトグラハム」

しかし、ムーンライト・グラハムはすでに亡くなっているという事を知ります。元メジャーリーグの選手だったグラハムですが、野球の方ではあまり芽が出ず、父親の後を継いで医者になっていました。彼の評判はすこぶる良く、何一つ後悔してそうなことは見当たらないので、グラハムがレイを必要とする理由が見つかりません。そんなある日、夜の道を散歩するレイ。何か不思議な感じがしたレイは、周りの風景がすべて昔へタイムスリップしていることに気がつきます。そこでレイは老人のグラハムを発見して、彼と会話します。

彼は、大リーガーだった時、長い間ベンチにいました。ある日、ライトへ行けと監督の指示があり、喜んで守備につきましたが、打球は一度も飛んでこず、打席に立つ前に試合は終了し、マイナー落ちを経験します。マイナーはとても苦しく、グラハムは引退しました。夢を叶える一歩手前で夢が叶わなかった事を後悔していたのです。

一度でいいから打席でバットを振りたかった。ピッチャーを睨み付け、かっ飛ばしてやるぞとウィンクする。そして思い切りボールを打ち、必死に走り2塁打を3塁打にする。そしてベースにヘッドスライディングで飛び込む。そんなプレイを一度でいいからやってみたかったんだ。

とレイに言います。

そんな夢を叶える場所があるので、一緒に来てくれないか頼むレイでしたが、グラハムは断ります。彼は医者としての人生に何も後悔していないし、奥さんを愛していたし、何より、住んでいる街を離れたくなかったのです。

無理に連れて帰ることは出来ず、レイとテレンス・マンは帰ることにしましたが、その帰り道、ヒッチハイクをしている若者を助けます。その若者の名前はグラハムと言ったのです。

若かりし頃のムーンライト・グラハムだったのです。

その奇跡に顔を見合わせるレイとテレンス・マン。野球場に戻ったレイとテレンス・マンとグラハム。ジョージャクソンはグラハムを仲間に入れ野球の試合をしました。

ついに、彼が来た!

全ての声に答えたレイ。度重なる奇跡とともに、自分の使命を果たします。試合ができたジョージャクソンは満足して、帰っていきます。

レイは、ジョージャクソンに最後に尋ねます。「あの声はあなただったんですね」ジョージャクソンは、答えます。「違うよ、あなた(自分自身)だよ」

鳥肌がたちました!

そう、いくら声が聞こえたとはいえ、行動したのはレイ。自分の感覚や信念を突き通したレイだったからこそ、色んな出会いや奇跡が重なったんだと思います。

そして、バッターボックスを見ると、そこには、が立っていたのです!

「If you built it, he will come」という声からスタートした、この物語。

その彼とは、、、

レイの父親だったのです!

 

若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかったレイは、そのことを心の隅で悔やんでいたのです。そんな父親が目の前に立っています。まさに、奇跡でした。

最後に、父親とキャッチボールをします。(泣)

これは、絶対に見てください。

どの映画評判サイトを見てみても良い評価ばかりです。頷けます。

その後、沢山の人が野球場に訪れて映画は終わります…。

お金は後から付いてくる

そんな具合でしょうか。

まとめ

人間、この世に生を授かった以上、何かの役割を持って生まれてきたのだというのが僕の考えです。(別に変な宗教論者ではありません。笑)でも、残念ながら、目の前のことや、SNSを中心とする情報、周りの意見に流されて自分の信念を突き通すことが難しい。それどころか、そういうことを考えるキッカケや機会が少ないのも事実です。まして、そんな時に、お金のことが頭を過ぎると、自分のやりたかったことを断念せざるを得ないことって沢山あると思います。そんな時にこそ、この映画を見て、何かを発見してみてください。

他にも、こんな映画があるので是非、参考にしてください。

【映画】フリーダムライターズ名言6選!人種・国籍を超えた人間として大切なもの - YUITOBLOG

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本もありますよ〜、是非、参考までに!

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