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夢に向かって突き進め!椿野唯仁の公式ブログ

老いの整理学 5つの要約&まとめ 〜シニアに関わる全ての人へ〜

奈良シニア大学に関わっている以上は、常に勉強!!

今日は、図書館にこもって、

手当たり次第「ピン!」ときた本に一通り目を通す。

そしたら、この本が目に入った。

「老いの整理学(著:外山滋比古)」

僕の好きな本に、「思考の整理学(著:外山滋比古)」があるだけに

この本も読まないわけにはいかない。笑

www.yuitotsubakino.jp

老いの整理学(著:外山滋比古)を読んでみた

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外山滋比古さんの座右の銘

他山の石:よそのつまらぬ石でも、自ら磨けば役に立つこと

 

こんな文章から始まる。

こんなニュースが目に入る。

日本人女性は長生き世界第1位!(86.61歳)

日本人男性は長生き世界第4位!(80.21歳)

※ 1位の香港は80.87歳なので6ヶ月しか変わらない

 

昔だったら大喜びしたけど、そう聞いてもあまり嬉しくない。

なんだか長生きの値打ちが下がったみたい。新聞の扱いも地味で、小さな「カコミ」になっている。歳はできるだけ取りたくないもの。もっと前向きに生きたい、これからまだ良いことがあると信じたい。いつまでも人の手を借りることなく自分のことは自分でしたい。もっと言うと、少しでも世のため人のためになりたい。周りの人から、ああいう歳の取り方をしたいと言われたい。

 つまり、長生きしているが、生きている実感が沸かない(元気がない)シニアが多いということだ。

僕たちが運営している奈良シニア大学に通っていらっしゃるシニアの人たちはまるでそんなことはなさそうだけどなぁ。

1:加齢は華麗

外山滋比古さん曰く、「歳を取ることも良いことだという価値観やイメージ」を作るだけでも社会貢献のよう。加齢は、華麗ってことみたいですね。

特に、退職した男性のシニア世代は、社会との繋がりが希薄化し、自分の存在意義や自己肯定感が薄れていってしまう傾向にあるという。

これは、日本の教育にある!というのが筆者の見解。

「自分に満足しているか」調査(2014年6月 内閣府

対象:アメリカ・イギリス、ドイツ、フランス、韓国、スウェーデンの7ヶ国

日本:45%(最下位)

アメリカ:86%(第1位)

「自分に長所がある」調査(2014年6月 内閣府

対象:アメリカ・イギリス、ドイツ、フランス、韓国、スウェーデンの7ヶ国

日本:68%(最下位)

アメリカ:93%(第1位)

教師は、生徒のテスト結果に80点では褒めずに、100点を求める。

絶えず、他人の欠点を問題にし、批判攻撃するマインド。

日本の教育の何が問題かというと、褒められない!認められない!ということ。

とりわけ、シニアは褒められることが少ないので、

歳をとって注目されるのは、この上ない生き方である(外山滋比古

 2:シニアの死亡率が一番低い日

シニアの死亡率が一番低い日は「誕生日」のようで、誕生日は死亡率が下がり、誕生日が終わった時点で、死亡率は増加するという。

なぜか。 

祝ってくれる、会いたい人に会うことができる、プレゼントがもらえるから。

つまり、褒められるから。元気が出て、活力も湧いて、死ぬのを忘れるよう。

その上に、勲章があるととても生きがいを感じるのだそう。

ピグマリオン効果とも言われますね。

ピグマリオン効果

= 一言で説明すると、「褒めれば学力があがる」というもの

 

つまり、

人を生かすのは、褒めてくれる友達

その友達と共鳴することが何よりの生きがいのようです。

3:シニアの物忘れは良し

外山滋比古さんの本をよく読むんですが、「忘却すること」が人間の醍醐味だとも仰っています。本書では、こう書かれてあります。

他の大切なことを忘れないために、忘れる「頭の整理」

 大切なことを忘れないんだったら良いけど、

大切なことを忘れてしまっているのが現状のような気が。笑

4:ストレスフリー

もっと、泣いて良い、もっと怒っても良い!(外山滋比古

 躊躇して、自分の感情を抑えることでかえってストレスになるのであれば、然るべき時に感情を爆発させても良いというもの。

僕も、何度か感情をぶつけられたことがありました。笑

今ではとても良い学びになっていますけどね!

 

5:シュリンケージ

この話は、とても納得した。

「老化とは縮み」

イギリスの小説家、バージニア・ウルフは、そう言った。

老化すると世界が縮むみたい。

肉体的にも目が見えづらくなり、

膝や腰が痛むことで物理的な移動距離が制限されたり、

過去に固執すると新しい情報が入ってこなかったり。

 

予防法は、簡単で、「広げてあげること」

その点で、奈良シニア大学の一般教養講座は、多様なジャンルの先生をお招きし、毎回違った内容でお話が聞ける。ある意味、「広げてあげること」ができているのかもしれない。

まとめ

本を読むことが好きな理由として、「獲得」と「整理」があります。

獲得というのは、もちろん情報や知識、知っていたことのさらなる深掘りや、反対意見、誤認識であったことを知ることを示します。

また、整理というのは、普段感じていながらも言語化できないようなことを、本であったり、人が言語化してくれていて、初めて学びになるような感覚。

 

偶然にも、昨晩見ていたこの番組で同じようなことを言っていた。

youtu.be

豊田章雄×イチロー×小谷真生子

豊田章雄社長(TOYOTA社長)が感じていることをイチロー選手が言語化してくれる感覚のようです。

 

老いの整理学が、奈良シニア大学のブランディングに繋がるはず。

 

おわり

 

老いの整理学 (扶桑社新書)

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思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 
忘却の整理学

忘却の整理学

 

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