YUITOBLOG

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心揺れる人・本・映画・景色の出逢いを綴ります!

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美味しさを科学する。食材よりも情報を食べている人間の実態とは。

今日は6日連続で猛暑日となったそうで、奈良でも38℃となりました。京都では、39.9℃だったとか。各地で熱中症の方々が急増していて、改めて異常気象であることと、健康であることの重要性に気づかされます。

 

そこで、今日のテーマは「健康と食事」です。熱中症対策として、積極的に水分補給を行いましょうというのはもはや当たり前。やはり、水分補給を含めて、改めて食事を見直していくべきではないでしょうか。今日は、大阪大学名誉教授の講演を聞いたのでわかりやすくまとめたいと思います。

 

目次はこのような感じ。

 

食べる目的とは

食べるという目的は、単に栄養補給だけではなく、以下の4つが挙げられます。

  1. 栄養を摂って、元気に生きる
  2. 美味しく味わい、幸せになる
  3. 身体をより健康にする
  4. 一緒に食べて仲良くなる

なるほど。こうやって改めて定義してみると、食事の目的がハッキリしますね。特に、4つ目の「一緒に食べて、仲良くなる」というのは目から鱗。確かに、1人で食事をするよりも、友達や家族と食べる方が美味しく、楽しく感じますよね。食事には、生命の維持という側面だけでなく、幸せになるための方法の1つでもあるわけですね。その上、既にデータとして、食事があまりにも少ない場合も、あまりにも多い場合も共に死亡する可能性が高くなるそうです。

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美味しいって何?

そもそも美味しいってどういうことなのでしょうか。まず、美味しいと感じる感覚について纏めます。科学的に言うと、美味しいと感じるのはグルタミンと呼ばれる成分がある場合に感じるそうなのですが、実は、脳が最初に美味しいと感じる時は、何と、口に入れる前なんです!食べてから、舌で美味しいと感じる前に、視覚と嗅覚で脳は美味しいと感じるようなのです。確かに、どちらが食べたいですか?と言われたら、左と答えるでしょう。

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  1. 視覚・嗅覚(食べる前)
  2. 味覚・触覚・圧覚・温覚・冷覚・痛覚(食べている時)
  3. 内臓感覚(食べた後)

以前、書いたブログでも、こんなことを発見したんだった。

人間には「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」という五感があります。人間はこの五感から情報を読み取り、あらゆるモノや事柄を認識しています。また五感から受け取る情報量には偏りがあり、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%とされています。

 

美味しさの成り立ち

美味しいと感じる食材は十人十色。では、どのようにして美味しいと感じるプロセスを歩んできているのだろう。わかりやすく書くとこんな感じ。

  • 本能的に感じるもの(先天的なもの)
  • 学習で獲得したもの(後天的なもの)

先天的なものは何となくわかると思います。アレルギーとかもそうですね。肝心なことは、学習で獲得した美味しさ。具体的には、以下のようなことです。

  1. 経験(体験や情報によるもの)
  2. 価値判断(食文化の違いなど
  3. おふくろの味(両親の影響)

1の経験というのは、例えば、単純に食べて美味しかったっという快感を伴うものの他に、食べログぐるなびによる情報によって美味しいと感じるというものです。僕は、漫画のこの1コマが大好きでなるほどなと大学生の頃に思いました。

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2は、例えば関西風・関東風といったような文化の違いが挙げられます。ダシ文化の違いがあるそうです。3は親が子供の好き嫌いを決めると言われているほど影響力が強いんだとか。親が不味いと言ったり、嫌いと言ってしまうと子供も嫌いになるそうです。

 

美味しい反応

まず、美味しいと感じた時の反応を見たいと思います。美味しいと感じた場合、脳内に以下の物質が分泌されるようです。

βエンドルフィンとは、鎮痛剤のような成分のこと。ベンゾジアゼピンは安定剤でモルヒネのような強い中毒性があります。カンナビノイドは、大麻のような成分でハイテンションになるようです。つまり、美味しいと感じた時には、脳がハイな状態になると言うことです。

 

そして、ドーパミンという成分が分泌され、「また食べたい!」というような行動へと移行します。また、オレキシンという成分は、摂食促進の効果があるようです。これらの成分は、口を通ることでしか感じられないようで、例えば、胃瘻と言われるような、胃にカテーテル(管)を通して直接栄養素を体内へ送り届ける場合は、先程紹介したような成分が分泌されないので、美味しいとは感じないんですね。

 

まとめ

最近は、食のグローバル化が進み、ファーストフード以外の食事でも、

安い、早い、うまい」が実現するようになりましたが、

何を食べるかよりも、誰と食べるかが大切になっているような気がします。

食べるという行為の中でも、美味しいと感じるまでのプロセスが整理されて、

非常に面白かったです。安倍首相とトランプの食事会談が一時期取り上げられていましたが、お互いを幸せな脳の状態にして、

気持ち良くコミュニケーションを図るという別の目的があったのかもしれませんね。

 

 

おわり

 

前回の記事はコチラから。

yuitotsubakino.hatenablog.com